IELTS学習(Reading)
この記事ではIELTSのReadingセクションに絞って記載していきたいと思います。
(そもそもIELTSとは?という記事を投稿していますので、先にご覧いただいてからの方が理解が進むと思います。)
■セクション概要
Readingセクションは、アカデミックな内容の3パッセージに関する40問を60分で回答するものです。スコアは正解数に応じて1-9で測定されます。
正解数とスコアの関係は概ね以下とのことです。
The tables below indicate the average number of marks required to achieve a particular band score in Academic Reading and General Training Reading.
Academic Reading:
Band score 5 = 15 out of a raw score of 40
Band score 6 = 23 out of a raw score of 40
Band score 7 = 30 out of a raw score of 40
Band score 8 = 35 out of a raw score of 40
(出典:Band score and marking|IDP IELTS)
なお、IELTSはcomputer-basedでの受験を強くお勧めします。
■高得点獲得のためのアプローチ
まずは試験内容と自分の実力を把握します。
当日の試験形式に慣れる意味でも、無料で提供されている公式のpreparation toolsが一番だと思います。
Prepare for IELTS | Take IELTS
なお、公式でもskimやscanを技術として捉え、その技術を磨くモジュールが提供されているので、パッセージをメリハリなく精読することは求められていないことがわかります。
次に、単語力及び読解力を強化します。
このプロセスはすぐには結果に結びつかないですが、毎日コツコツ続けることで着実に力が付きますので、継続して取り組んでみてください。教材はたくさん出ているので、個人的には好きなものを1-2冊買って、それを継続するのが良いと思います。参考までに、私の使用教材を以下に掲載します。
上記を継続しつつ、定期的にIELTSの問題を本番形式で解きます。野球に例えると、上記が素振りや筋トレであるのに対し、問題を解くのは試合です。
そのため、時間を測りながらなるべく本番に近い環境で取り組みます。
地味ですが、上記サイクルを繰り返します。
目標点が出るようになったら、本番を受けてみてください。
■使用教材
私は以下の教材を使用しました。
- 公式教材(無料, 上記リンク)
- CambridgeのIELTS XX Academic Student's Book with Answers 最新2冊
https://www.amazon.co.jp/Academic-Students-Answers-Resource-Practice/dp/1108933858
- TOEFLテスト英単語3800
→IELTSに特化した単語帳もありますが、私はTOEFL単語帳を眺めつつ、他の教材で出てきた知らない単語を拾う形で補完しました。
■その他Tips
Readingセクションではパッセージ中の単語補充問題が出ますが、Computer-basedだと単語をコピー&ペーストできます。IELTSはスペルミスをすると不正解なので、文中の単語を見つけてコピー&ペーストが速くて正確です。
お気軽にコメントいただけると嬉しいです!